「一級建築士試験に合格したい。でも、生活のことを考えると簡単にお金は出せない」
「独学で一級建築士に挑戦したい。でも本当にそれで合格できるのか不安」
「参考書も問題集も山ほどあって、何を信じて選べばいいのかわからない」
この記事では、そんな“最初の迷い”を抱えるあなたのために、実際に僕が使ってよかった独学教材を紹介します。
今年度受験する方の参考になればと思います。
(受験したのはずいぶん前ですが、教材は最新版を掲載します)
7/30 製図試験バージョンも公開しました!

申し遅れました。
どうも。バウムくんです。
僕が一級建築士の学科試験を受けたのは平成30年度。(←「ふるっ!」と思った方、すみません)
たった4ヶ月の独学で合格基準点(91/125点)を大きく上回る111点を獲得し、見事一発合格を果たしました。
(各科目の内訳は以下のとおり)
- 計画 :15/20点
- 環境・設備:19/20点
- 法規 :30/30点(満点!)
- 構造 :28/30点
- 施工 :19/25点
以下に紹介する独学教材をどのように使って勉強を進めたかについては、別記事で紹介しようと思います!
ラクラク突破の1級建築士スピード学習帳2025
「合格への近道!効率的学習を実現する最強教材」
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要点解説と問題集が一体化
→学んですぐに実践できる効率的な学習フロー -
2000問以上の厳選問題
→過去10年以上の出題傾向を徹底分析 -
独学者に最適な構成
→初心者から上級者まで、自分のペースで学習可能
単なる問題集ではなく、各科目の要点がまとまっていて、参考書の役割も果たしてくれます。
いろいろな書籍がある中、これ一冊でほぼ全部把握できます。
まさに効率的な学習システム!
最新の出題傾向を完全網羅し、独学者の強い味方です。
僕はまずはこの本から取り掛かりました。
学科試験対策の原点と言っても過言ではないくらいです。
最短で合格したい方に、自信を持っておすすめします。
1級建築士過去問題集チャレンジ7 令和7年度版
「独学者必携!本試験完全対応の決定版過去問集」
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過去7年分の本試験問題を年度別収録
→出題傾向を時系列で把握できる -
最新の法改正に完全対応
→常に最新の知識で試験に臨める -
1216ページの圧倒的ボリューム
→必要な情報をこの1冊に凝縮
年度別の問題収録により、出題傾向の変化が一目瞭然。
法改正への対応も万全で、独学での不安を解消します。
過去問を制すものは学科試験を制す。
繰り返し解いて記憶に定着させましょう!
他にも似たような過去問集がありますが、僕はこれが使いやすかったです。
合格を目指す独学者の強力な味方となる一冊でではないでしょうか。
建築基準法関係法令集 2025年版
「2025年版 最新法令完全対応の建築士必携書・徹底的な法改正対応」
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2024年9月30日までの法改正を完全収録
→最新の法令知識が身につく -
2025年1月1日施行内容も先取り掲載
→一歩先を行く準備が可能 -
建築士試験の持ち込み可能
→試験会場でも頼れる強力な味方 -
B5判・2色刷りの見やすいレイアウト
→長時間の学習でも疲れにくい -
便利な傍注付き
→関連法令が一目でわかる工夫 -
実務にも試験対策にも対応
→幅広い用途で活用
最新の法改正に完全対応し、見やすさと使いやすさを兼ね備えたこの一冊は、建築士を目指す方だけでなく、現役の建築士の方々にも最適な法令集です。
もちろん試験に持ち込めるし、実務での法令確認にも即座に対応できる実用性の高さが魅力です。
建築士としての確かな一歩を踏み出すための必携書籍です。
あと他の法令集に比べ、コンパクトで持ち運びやすいのも魅力です。
(僕は自宅で独学してたので、試験本番くらいしか持ち運ばなかったですが…)
法令集といえば、「線引き」。
この線引きのやり方を語ると長くなってしまうので、別途記事を用意するつもりです。
「試験で法規満点を取得した独学者の線引き」、乞うご期待!
(7/5 記事書きました)

基本建築関係法令集 法令編 令和7年版
僕は普段の仕事ではこの井上書院の法令集を使っているのですが、ちょっと他の法令集が使ってみたくなり、1つ上で紹介した法令集を購入したのでした。
一級建築士の前に受けた二級建築士、後に受けた建築基準適合判定資格者のときはこちらの井上書院の法令集を使いました。
ちなみに結果は、
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二級建築士→法規満点!(その後の製図試験で落ちました)
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建築基準適合判定資格者→考査A(択一問題です)1問ミスのみ
ほぼ満点取れてますので、こちらの法令集もよきよき。おすすめできます。
一級建築士試験 構造力学のツボ
「構造力学マスターへの近道!単元別・図解式学習書」
学習効率を高める工夫満載
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単元別に整理された要点解説
→体系的に知識を積み上げられる -
過去問題の徹底解説
→出題傾向を押さえた実践的な学習が可能 -
豊富な図解とイラスト
→複雑な概念も視覚的に理解できる
独学でも安心の学習設計
- 躓きやすいポイントを丁寧に解説
→独学の不安を解消 - 苦手分野を効率的に克服
→弱点を強みに変える構成 - 段階的な学習プロセス
→基礎から応用まで無理なく習得
構造力学は多くの受験者が苦手とする分野ですが、この書籍は複雑な概念を視覚的に理解できるよう工夫されています。
僕が構造力学の計算問題を勉強したのはこの本のみ。学生時代に習った(であろう)解き方を呼び起こすのです。
トラスとかたわみ角法とか…(うろ覚え)
単なる暗記ではなく、原理原則からの理解を促す構成で、応用問題にも対応できる真の実力が身につきます。
独学で構造力学の壁を乗り越え、合格を確実にするための最適な一冊です。
アプリ「1級建築士」受験対策

「スマホで極める!「1級建築士」受験対策アプリ」
圧倒的な問題量と機能性
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過去19年分の問題を完全収録
→長期的な出題傾向を網羅 -
一問一答形式
→効率的に知識を定着 -
正誤問題機能
→弱点を素早く発見 -
暗記ノート機能
→重要ポイントを整理・記憶
独学者に嬉しい学習サポート
-
参考資料の参照機能
→疑問点をその場で解決 -
体系的な学習プラン
→何から始めればいいかわかりやすい -
進捗管理
→モチベーション維持をサポート
スキマ時間を有効活用
-
通勤時間の活用
→移動中に効率よく学習 -
仕事の合間の学習
→短時間でも効果的 -
就寝前の復習
→記憶定着に最適なタイミングで学習
「1級建築士」アプリは、豊富な問題数と多彩な学習機能により、体系的かつ効率的な学習を可能にします。
特に独学者にとって、教室に通う時間や費用を節約しながら、質の高い学習環境を手に入れられる点が大きな魅力です。
スマホが普及しきったこの時代、いつでもどこでも本格的な試験対策ができる現代の受験生必携のツールです。
僕は寝る前とか通勤時間にこのアプリで問題を解いていました。
とにかく無意識レベルで答えがわかるようになるまで繰り返しやるのです。
スキマ時間を最大限に活用し、効率的に合格を目指しましょう。
まとめ
ご紹介した教材の合計金額は12,860円(現時点の値段。当時と金額変わっているかもしれません)。
アプリ「1級建築士」受験対策は980円でした。
資格学校に通うとなると、数十万円はかかることになりますので、
独学だとそれに比べてかなり費用が浮きます。
独学コスパ最強!
この記事では、実際に独学一発合格した僕が使用して、コスパ重視でもしっかり学べた教材をご紹介しました。
「これなら自分にもできそう」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
バウムくんは、一級建築士を受験する方を応援しています。
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